小樽運河界隈の倉庫街は、石造りの旧商店・倉庫ばかりです。その訳は、小樽は火事の多い町だからです。
急速に発展して防火対策をした街創りよりも先に住宅等を必要としたのでしょうね。
乾燥する冬場に浜風の強風が吹くためでしょうか?
お陰で街には、 防火建築、両方にウダツの上がったの商家や倉庫が多く残されています。
倉庫の多くは木材の骨組みに積石造の外壁を組み合わせる、木骨石造が主流でした。(工期も早い)
金子元三郎商店(明治20年築・木骨石造2階建)
ウダツの上がった木骨石造りの典型ですね。
これらの木骨石造の商家や倉庫が、次々と観光客向けの店舗に再利用されているのです。
堺通り側の倉庫はお土産屋さんに多く使われています。
運河側の倉庫は、多くが観光客相手のレストラン、おすし屋さんなどに、活用されています。
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